リウマチの早期分類基準で特徴的なことは、対称性よりは小さな関節に一つでも腫脹があれば2点以上とカウントされます。
 リウマチ因子等の値によっては3点カウントされます。
 血清学的因子(自己抗体)の値が高い場合は、関節破壊が起こりやすいと言われます。
 ただ、リウマチ類似疾患との鑑別は慎重でなければならず、診断および治療経験のある「リウマチ専門医」を受診されることを薦めます。
 当院では、原則2度目の受診の際までに診断出来るように心がけています。

1987年に定められたリウマチ診断基準は、発病してから8年経過した患者さんを診断したときのものでした。
 このたび、2010年に早期に診断するための分類基準が発表されています。
 早期に診断し治療を開始して、関節の破壊の進行を防止する、あるいは関節の変形を遅らせることが治療の目標です。
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