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2007年4月3日(火) |
手のこわばり |
◆手がこわばる◆
手のこわばりは、指が固くなって可動性がスムーズにいかなくなることをいいます。とくに症状出現の時間と関係があり、いつこわばりが生じるかが問題となります。
たとえば、朝に手のこわばりがある場合は、関節リウマチの可能性があります。原因はよくわかっていません。
「朝のこわばり」は、関節リウマチの初期症状でもあります。
変形性関節症も朝のこわばりをきたします。肥満した高齢の女性に多くみられ、膝関節に痛みを併発する人が少なくありません。このほかにリウマチと親戚筋にあたる病気である膠原病も考えられます。
◆考えられる病気◆
前述のように関節リウマチ、変形性関節症、膠原病(強皮症、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、混合性結合組織病、リウマチ性多発筋痛症)が主なものです。
◆診療科◆
リウマチ科、整形外科、膠原病科
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